ソレノイドの電圧及び通電率についての注意事項
ソレノイドには通電できる電力の最大値が決められています。
弊社のソレノイドは一部の機種を除き、連続通電を前提に設計しておりますので、連続通電の定格電圧を守ってご利用下さい。
より大きな出力を必要とする場合
ソレノイドの機械的出力は通電する電流値に比例するため、より高い電流値で使用すればソレノイドの出力を上げることができます。
しかし大電流を流した場合ソレノイドの発熱が大きくなり、そのまま通電を続けるとコイル焼損を招く恐れがあります。
そこで、コイルを冷却するための休止期間(OFF時間)を設ける必要があります。休止期間(OFF時間)を挟んだ間欠通電にすることによって平均電力を下げ、コイルの発熱を抑えます。
間欠通電の場合の定格電圧は作動周期ごとにソレノイドのコイル定格表へ記載しておりますので、弊社ホームページでご確認下さい。
また、同時に最大ON時間(ONとOFFのサイクルの中で最も長く通電できる時間)もご確認をお願い致します。
自己保持型ソレノイドは連続通電を前提として設計しておりません。
それぞれのソレノイドについて作動周期と最大ON時間をご確認のうえ、ご利用下さい。