温度上昇対策・節電対策
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吸着後に長時間保持する場合、このときの電力が気になることがあります。
鍵などのロック機構の場合には、保持に電力を必要としない自己保持型が最適です。
大きな保持力が必要な場合には、フラット型が適しています。フラット型はギャップの小さなところで非常に大きな推力を発生しますので、保持力に余裕があるのなら、保持時の電流を下げることが可能になります。節電効果以外にも、コイルの温度上昇の抑制、復帰時の復帰遅れ低減といろいろ効果が望めます。電流を下げるのは、抵抗の挿入でも簡単に行えますが、スイッチングによるPWM制御が損失の面で適しています。
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